グリークス
グリークスは、さまざまな要因に応じてオプション価格がどのように変化するかを測定する指標です。リスクを理解し、ポジションを管理するうえで不可欠なものです。
一次のグリークス
| グリーク | 測定対象 | 答えてくれる問い |
|---|---|---|
| デルタ | 価格感応度 | 原資産が$1動いたとき、オプションはどれだけ動くか? |
| ガンマ | デルタの感応度 | デルタはどれくらいの速さで変化するか? |
| セータ | 時間的減価 | 1日あたりどれだけの価値を失うか? |
| ベガ | ボラティリティ感応度 | IVが1%動いたとき、価格はどれだけ変化するか? |
二次のグリークス
| グリーク | 測定対象 | 答えてくれる問い |
|---|---|---|
| バンナ | デルタのボラティリティ感応度 | IVが動いたとき、デルタはどう変化するか? |
| ボルガ | ベガのボラティリティ感応度 | IVが動いたとき、ベガはどう変化するか? |
| チャーム | デルタの時間感応度 | 時間の経過とともにデルタはどう変化するか? |
クイックリファレンス
CALL PUT
Delta (Δ) 0 to +1 -1 to 0
Gamma (Γ) Always positive Always positive
Theta (Θ) Usually negative Usually negative
Vega (ν) Always positive Always positive
グリークス同士の関係
グリークスはブラック・ショールズ・モデルから導出され、互いに関連し合っています。
- ガンマはデルタの変化率です
- セータとガンマは関連しています。高ガンマのポジションは高いセータを持ちます
- バンナはボラティリティに対するデルタの変化を測定します(∂Δ/∂σ)
- ボルガはボラティリティに対するベガの変化を測定します(∂ν/∂σ)
- チャームは時間経過に伴うデルタの減衰を測定します(∂Δ/∂t)
- ATMのオプションはガンマ、セータ、ベガが最大になります
実践での使い方
| こんなときは... | 注目すべきは... |
|---|---|
| 方向性のトレード | デルタ、チャーム |
| 満期が近い | ガンマ、セータ |
| ボラティリティのトレード | ベガ、ボルガ |
| ダイナミックなヘッジ | デルタ、ガンマ、バンナ |
| スキュー・エクスポージャーの管理 | バンナ |
関連ページ:
- オプション取引の種類 - 各取引戦略でグリークスがどのように振る舞うかを確認できます
- ブラック・ショールズ・モデル - グリークスの由来
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