パーペチュアルの注文タイプ
Hypercall を通じて発注するパーペチュアル注文は、すべて Hyperliquid のネイティブ注文になります。以下の注文タイプは Hyperliquid 自体の注文タイプと一対一で対応しています。注文フォームには Market、Limit、Pro の 3 つのタブがあります。Pro の注文タイプと TP/SL ブラケットはすべて TEE 執行ルートが必要で、これはアプリのデフォルト設定です。スマートコントラクトルートは指値注文と成行注文のみに対応しています。
すべての注文タイプに共通する 2 つのルール:
- 最小サイズ。 Hyperliquid では、各注文の価値が **10 以上でなければなりません。
- 未約定注文は約定済みとして扱われます。 証拠金の計算では、板に置かれている注文やトリガー済みの注文はすべて約定したものとして扱われます。詳しくはレバレッジと証拠金をご覧ください。
成行注文
成行注文は、参照価格(買いの場合は最良アスク、売りの場合は最良ビッド)から 20% 不利な価格 を指定した IOC 指値注文 として送信されます。その価格上限まで即座にオーダーブックと約定し、約定しなかった分はキャンセルされます。
20% の幅は、注文が常に約定可能となるようにするための上限であり、想定すべきスリッページではありません。流動性の高い市場では、板の最良気配付近で約定します。注文サマリーには、この上限が Slippage: Max 20% と表示されます。確認ダイアログはなく、ボタンを押した時点で注文が送信されます。
指値注文
指値注文は、指定した価格またはそれより有利な価格で板に置かれます。執行条件(TIF)を選択してください:
| TIF | 動作 |
|---|---|
| GTC(キャンセルまで有効) | 約定するかキャンセルするまでオーダーブックに残ります。 |
| IOC(即時執行・残数キャンセル) | 即座に約定できる分だけ約定し、残りはキャンセルされます。 |
| ALO(流動性提供のみ) | ポストオンリー注文です。流動性を取る形になる場合、Hyperliquid がキャンセルします。証拠金は板に置かれた GTC 注文と同様に計算されます。 |
Pro 注文
ストップとテイクプロフィット
トリガー注文は、Hyperliquid の マーク価格 が トリガー価格 に到達するまで板の外で待機し、到達した時点で注文を発注します。
| タイプ | トリガー条件 | 発注される注文 |
|---|---|---|
| Stop Market | マーク価格が不利な方向にトリガー価格まで動いたとき | 成行注文 |
| Stop Limit | マーク価格が不利な方向にトリガー価格まで動いたとき | 指定した指値価格での指値注文 |
| Take Profit Market | マーク価格が有利な方向にトリガー価格まで動いたとき | 成行注文 |
| Take Profit Limit | マーク価格が有利な方向にトリガー価格まで動いたとき | 指定した指値価格での指値注文 |
マーク価格がすでにトリガー価格を超えている場合、注文が即座に発動する旨の警告がフォームに表示されます。
TP/SL ブラケット
新規注文で TP / SL にチェックを入れると、テイクプロフィット、ストップロス、またはその両方を付けることができます。これらは新規注文が約定した時点で有効になり、リデュースオンリーの成行注文でポジションを決済します。フォームには各価格でのドル建て損益と ROE が表示されます。テイクプロフィットは、ロングの場合はエントリー価格より上、ショートの場合はエントリー価格より下に設定する必要があります。
新規注文とその TP/SL は、1 つのグループ注文としてまとめて Hyperliquid に送信されます。
スケール注文
スケール注文は、合計サイズを 開始価格 と 終了価格 の間に等間隔で並べた指値注文のラダーに分割します。
- 注文数の合計: 2〜100。デフォルトは 10 です。
- サイズスキュー: 最後の注文のサイズを最初の注文のサイズで割った値です。1 の場合は均等に分割されます。最大 100 まで設定できます。
- 各注文 は $10 以上の価値が必要で、選択した執行条件が適用されます。
リデュースオンリー
リデュースオンリー はすべての注文タイプで利用できます。この注文はポジションを縮小することしかできず、拡大したり反対方向へ反転させたりすることはできません。リデュースオンリーを有効にすると、フォームの最大サイズはポジションサイズになります。ポジションより大きいリデュースオンリー注文は reduce_only_exceeds_position で拒否されます。
ポジション一覧からの決済。 パーペチュアルポジションの Close ボタンを押すと、反対方向の Market 注文が、リデュースオンリー有効かつポジション全量のサイズで注文フォームに読み込まれます。内容を確認し、ボタンを押して送信してください。
注文変更
TEE ルートで板に置かれた注文は、その場で変更できます。価格または数量を変更しても、キャンセルして再発注されるのではなく、同じクライアント注文 ID が維持されます。API では、バッチ変更により板上の注文を最大 50 件まで 1 回の署名付きリクエストで変更でき、結果は注文ごとに個別に返されます。
現時点で利用不可
- TWAP。 TEE ルートは TWAP 注文を
unsupported_actionで拒否します。Hyperliquid の TWAP アクションにはビルダーアドレスを指定するフィールドがなく、TEE ルートのすべての注文にはビルダーアドレスが必要なため、TWAP には別のルートが必要です。
非対応
- スケジュールキャンセル(デッドマンスイッチ)。 アプリでは提供していません。Hyperliquid では取引高が $1,000,000 以上のアカウントでのみ利用できるため、大半のアカウントで失敗する選択肢として表示するのではなく、コントロール自体を非表示にしています。